人手不足を逆手に取る!構造設計者だからこそのキャリアアップ戦略

こんにちは!現役の構造設計者であり、株式会社ストラボ代表の小林です。

今回の「ストラボ通信」では、構造設計業界の「人手不足」というテーマについてお話しします。

特に、転職や副業を考えている構造設計者の皆さんには、今後のキャリアを考える上で非常に役立つ情報をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

構造設計の魅力と深刻な人手不足

皆さんは、構造設計者という職種にどのくらいの可能性を感じていますか?

実は、転職サイトdodaが発表した「仕事満足度 職種ランキング2021【総合】」によると、構造設計がなんと1位を獲得しています。

あらゆる職種を抑えてのこの結果には、正直、私自身も驚きました。

この結果は、構造設計という仕事が持つ本質的な面白さや、やりがいを裏付けるものだと感じています。

ですが、その一方で、建設業界では深刻な構造設計者の人手不足が続いているのが現実です。
このギャップに、皆さんも疑問を感じたかもしれません。

構造設計者が不足している「今」こそ、キャリアアップのチャンス

日経アーキテクチュアの2023年調査によると、「人手不足を感じている」と回答した設計事務所は91%に上ります。
その中でも特に、
構造設計の人材不足を感じている企業は46%という結果が出ています。

仕事は豊富にあるにもかかわらず、設計をする人材が足りなければ、設計事務所は受注数を増やせず、売上も伸ばせません。
人手不足による「受注機会の逸失」を回避するため、建築設計業界全体が
構造設計者の採用に注力している状況なのです。

私はこの状況を、構造設計者の皆さんにとってまさに「絶好のチャンス」だと考えています。

なぜなら、「買い手市場」である構造設計業界は独立しやすく、転職や副業においても、キャリアやスキルを磨けば磨くほど、自分の働き方や待遇を自由に、そして有利に選択していける可能性が高いからです。

毎月報酬を受け取れるから安定した収入源にできる「ストラボpartner」

私たちストラボは、仕事を発注したい企業と構造設計者の皆さんをつなぐマッチングサービス「ストラボpartner(パートナー)」というサービスを提供しています。

一般的なマッチングサービスと「ストラボpartner」には、次のような違いがあります。

■一般的なマッチングサービス
・業種が多すぎて構造設計の求人を探す効率が悪い
・転職エージェントが構造設計スキルに詳しくなく、頼りにならない
・単発受注が多く、収入が安定せず精神的に疲労しやすい

■ストラボpartner
・構造設計に特化しているため、効率よく仕事が探せて無駄がない
・待っているだけで、ストラボ担当者が条件に合う案件を紹介してくれる
・あなたの構造設計スキルを「見える化」する分析が無料で受けられる

さらに「ストラボpartner」の大きな特徴として、副業や独立でバラつきがちな報酬の課題を解決する「月額報酬」があります。

契約タイプのひとつ「パートナー型」は年間契約で、報酬は月額払いとなっています。

つまり、年間契約料を12分割した金額が毎月安定して受け取れるのです。

毎月決まった金額を受け取れることは、精神的な安心感に繋がりますよね。
「安定した収入」は、ストラボが掲げる「構造設計者の社会的地位の向上」を目指すうえで、とても重要な要素だと私は思っています。

この構造設計者不足の状況を逆手に取り、「ストラボpartner」であなたのスキル・キャリアを最大限に活かしてみませんか?

今後も「ストラボ通信」では、構造設計者の現状分析や特有の悩みなど、構造設計に関する様々な情報を発信していきます。
またお会いしましょう!

執筆者

小林 玄彦(こばやし はるひこ)
株式会社ストラボ 代表取締役

さくら構造株式会社の社長室室長として10年間、採用活動や評価制度の構築、組織マネジメントに従事。
オリジナル工法の開発やブランディングにも注力し、創業期から同社の規模拡大に貢献。
2024年に株式会社ストラボを創業し、構造設計者のための成長支援プラットフォーム「ストラボ」をローンチ。
構造設計者の社会的価値を最大化することを使命とし、構造設計業界や組織、そこで働く社員が価値観を共有し、他社との差別化を図ることで、構造設計者の価値を誇りをもって伝えられるようサポートしている。

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