
構造設計あるあるミス集では、図面担当や計算担当がやりがちなミスや、担当者間の認識のずれ、確認不足で生じた失敗などの具体事例をご紹介します!
本記事は、構造図面の初級ミス「境界線の名称のコピペミスと、建物と境界線の距離の描き忘れ」に関する内容です。
日頃の設計業務でも同じようなミスをしていないか、ぜひ振り返りながらご覧ください。
構造設計あるあるミスの詳細
| ミスNo. | 4 |
| レベル | 構造図面 初級 |
| 構造種別 | □RC造 □WRC造 □S造 □その他 ■共通 |
| 部位 | □柱 □梁 □壁 □基礎 □接合部 □二次部材 ■その他 □共通 |
ミスの内容
1階壁1階床伏図を作成する際に、効率化のために「道路境界線」のテキストをコピーして配置したものの、「隣地境界線」へ修正し忘れた。
また、作図の過程で境界線までの寸法も描き忘れた。

原因
コピーペーストを使用するうえでの認識・注意力不足。
意匠図と照合せずに作図していたため、自ら気付くタイミングを失った。
改善方法と対策
地面と接している伏図(杭芯線図、基礎伏図、1階壁1階床伏図など)にはすべて境界線を描くことが必須である。
- 隣地境界線を描くことで、隣接建物との距離が確認でき、建物の越境リスクや、杭の打設可能距離の判断ができる。
- 道路境界線を描くことで、施工時に必要となる杭・資材の搬入スペースなど、施工上の支障がないかを事前に検討できる。
また、境界線からの寸法は、建物が敷地内のどこの位置に建つかという基点を示すために記載する。
境界線は、敷地条件・施工性・越境リスクを判断するための重要情報であるという認識を持つこと。
ストラボ小林からの教訓
