
構造設計あるあるミス集では、図面担当や計算担当がやりがちなミスや、担当者間の認識のずれ、確認不足で生じた失敗などの具体事例をご紹介します!
本記事は、構造図面の初級ミス「基礎伏図なのに特記事項に設計GLではなくSLと表記していた。」に関する内容です。
日頃の設計業務でも同じようなミスをしていないか、ぜひ振り返りながらご覧ください。
構造設計あるあるミスの詳細
| ミスNo. | 7 |
| レベル | 構造図面 初級 |
| 構造種別 | □RC造 □WRC造 □S造 □その他 ■共通 |
| 部位 | □柱 □梁 □壁 □基礎 □接合部 □二次部材 ■その他 □共通 |
ミスの内容
特記事項をコピーペースト後、必要な修正をせずにそのまま使用してしまった。

原因
基礎伏図では設計GLを基準とすることが特記として規定されており、コピー元である上階の伏図ではSLで表記されているため、修正して記載する必要があった。
改善方法と対策
別の図面からコピーする際は、実際の図面には不適合である要素を含んでいることがある。
そのためコピーをする前に、編集が必要かを考えるとよい。
特記事項の文言の他に、スケールや出力サイズ(A1用・A3用など)が異なることにより、記号のサイズや文字の高さ、線幅などのプロパティが不適合となる要素が混入するケースもある。
ストラボ小林からの教訓
