
構造設計あるあるミス集では、図面担当や計算担当がやりがちなミスや、担当者間の認識のずれ、確認不足で生じた失敗などの具体事例をご紹介します!
本記事は、構造図面の中級ミス「デッキスラブに段差があることは把握していたが、鉄骨梁で受けるために納まり検討が必要なことに気づけず、そのまま作図を進めてしまった。」に関する内容です。
日頃の設計業務でも同じようなミスをしていないか、ぜひ振り返りながらご覧ください。
構造設計あるあるミスの詳細
| ミスNo. | 13 |
| レベル | 構造図面 中級 |
| 構造種別 | □RC造 □WRC造 ■S造 □その他 □共通 |
| 部位 | □柱 ■梁 □壁 □基礎 □接合部 □二次部材 □その他 □共通 |
ミスの内容
デッキスラブに段差がある計画であったが、
「その段差部を鉄骨梁でどのように受けるか」
納まりの検討まで意識が及んでいなかった。
その結果、作図時に違和感を拾えず、梁で受けられない納まりを見逃した。
原因
段差がある部分について、形状としては認識できていたが、その先に納まり検討が必要になるという視点が不足していた。
また、平面上の情報を追うことに意識が向いてしまい、「断面」で、どのように成立するかを確認できていなかった。
改善方法と対策
鉄骨造でデッキスラブに段差がある場合は、段差があることを把握するだけで終わらせず、梁でどのように受けるかまで確認する。
作図前に、段差部の断面スケッチを作成し、納まり検討が必要な箇所として計算担当に確認する。

ストラボ小林からの教訓
