
構造設計あるあるミス集では、図面担当や計算担当がやりがちなミスや、担当者間の認識のずれ、確認不足で生じた失敗などの具体事例をご紹介します!
本記事は、構造図面の中級ミス「ダブル配筋壁なのに端部補強曲げ配筋表がシングル用のみ記載していた。」に関する内容です。
日頃の設計業務でも同じようなミスをしていないか、ぜひ振り返りながらご覧ください。
構造設計あるあるミスの詳細
| ミスNo. | 11 |
| レベル | 構造図面 中級 |
| 構造種別 | □RC造 □WRC造 □S造 □その他 ■共通 |
| 部位 | □柱 □梁 □壁 □基礎 □接合部 □二次部材 □その他 ■共通 |
ミスの内容
建物の壁にダブル配筋の壁があるにもかかわらず、シングル配筋用の端部補強曲げ配筋表のみ記載してしまい、ダブル配筋用の端部補強曲げ配筋表の追加を忘れてしまった。

原因
建物全体と配筋表の整合を確認する視点が不足していた。
テンプレートを流用する際に「変更すべき内容」を洗い出していなかった。
改善方法と対策
端部補強曲げ配筋は、RCでいう柱主筋に相当する構造上重要な配筋であることを理解する。
テンプレートを流用する際は、次の3点を確認する。
- この図が説明している部位はどこか
- 建物にシングル配筋以外の部位が存在しないか
- テンプレートの内容だけで施工情報が完結しているか
コピーしたテンプレートは、必ず図面全体と「不一致」がないかを探す習慣をつける。
ストラボ小林からの教訓
