【2026年最新】構造設計事務所ランキングTOP10|大手・成長企業を徹底比較!転職・就職で後悔しない選び方

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建築業界では、BIMの普及や木造建築の大型化、構造設計一級建築士の高齢化などを背景に、構造設計者を取り巻く環境が大きく変化しています。こうした中で、どの構造設計事務所で経験を積むかは、身に付く技術や担当できる案件、将来のキャリア形成に大きく影響します

一方で、構造設計事務所はそれぞれ得意とする構造種別や案件規模、育成方針、組織体制が異なるため、「ランキング上位だから自分にとってもよい会社だ」とは限りません

そこで本記事では、構造設計業界で広く知られる『建築構造設計べんりねっと』が公開した「構造設計事務所ランキング2026」をもとに、上位10社を比較します。

順位だけを紹介するのではなく、ストラボ独自の視点から各社の特徴やキャリア選択のポイントも解説します。構造設計事務所への就職・転職を検討している方は、ぜひ企業研究の参考にしてください。

※本記事の「基本データ」は2026年1月時点で『建築構造設計べんりねっと2026』および各社が公開している情報をもとに掲載しています。売上高や所員数などは各社が公表している最新情報であり、決算期・集計時点は企業によって異なります。なお、「ストラボの分析・キャリア選択のポイント」は、公開情報を踏まえたストラボ独自の分析・見解です。

『建築構造設計べんりねっと』とは?

構造設計の実務者や構造設計を目指す学生であれば、一度は目にしたことがあるポータルサイトが『建築構造設計べんりねっと』です。

構造計算の実務情報や法改正、各種ツールの紹介など、構造設計者に役立つ情報を幅広く発信しており、業界内でも高い認知度を持っています。

また、不定期で公開される「構造設計事務所ランキング」は、売上高だけではなく、所員数、構造設計一級建築士数、拠点数、超高層・免震などの設計実績、実務者アンケートなどを総合的に評価したランキングとして、多くの構造設計者や学生から注目されています。

そのため、就職・転職時の企業研究資料として参考にする方も少なくありません。

構造設計事務所の選び方|比較するときに見るべき3つのポイント

ランキングを見る際は、「順位」だけで企業を判断しないことが大切です。
ストラボでは、特に次の3つの視点を重視することをおすすめします。

① 手掛ける案件・構造種別
超高層や免震・制振構造を数多く手掛ける企業もあれば、木造やPC造など特定分野に強みを持つ企業もあります。将来自分がどのような構造設計者になりたいのかをイメージしながら比較すると、自分に合った企業を見つけやすくなります。

② 技術者が成長できる環境
構造設計一級建築士の在籍状況や教育制度、チーム体制などは、成長環境を考えるうえで参考になる指標です。ただし、資格者数だけで教育環境を判断できるわけではありません。研修制度やOJT、担当できる案件などもあわせて確認することが重要です。

③ 組織規模・働き方
全国展開している企業と地域密着型の企業では、経験できる案件やキャリアパスが異なります。勤務地や働き方、将来的なキャリアも含めて比較することで、自分に合った職場を選びやすくなります。

ランキング一覧で企業を比較

まずは比較表で各社の特徴を把握し、気になる企業から詳細をご覧ください。順位だけでなく、「どのような構造設計者になりたいか」という視点で比較することが、自分に合った企業選びにつながります。

順位 企業名 主な特徴 こんな人におすすめ
1 さくら構造株式会社 RC造・WRC造・S造などから木造まで幅広い構造種別に対応。全国6拠点・150名規模の組織力が強み。 幅広い構造種別を経験したい人、さまざまなキャリアの選択肢を持ちたい人
2 株式会社 織本構造設計 超高層・免震・制振など高度な構造設計に強み。構造設計一級建築士の在籍割合も高い。 高度な構造解析や専門技術を追求したい人
3 株式会社 エスパス建築事務所 全国規模で大型プロジェクトを多数担当。組織力を活かしたチーム設計が特徴。 大規模プロジェクトやマネジメント経験を積みたい人
4 株式会社 能勢建築構造研究所 免震・制振・耐震補強など専門性の高い案件が豊富。 構造設計の専門性を深めたい人
5 株式会社 クロスファクトリー 教育・医療・共同住宅など幅広い用途の建築物を担当。安定した成長を続ける企業。 バランスよく幅広い実務経験を積みたい人
6 株式会社 盛本構造設計事務所 急成長中の組織。東海エリアを中心に事業を拡大。 成長企業で新しいことにチャレンジしたい人
7 株式会社 オムニ設計 首都圏の都市型建築に強み。一拠点集中でノウハウを蓄積。 東京で腰を据えてキャリアを築きたい人
8 株式会社 飯島建築事務所 構造設計一級建築士の在籍割合が高く、公共施設の実績も豊富。 技術力を着実に高めたい人
9 構建設計事務所 PC造のスペシャリスト。設計プログラム開発も手掛ける。 PC造や構造設計×プログラミングに興味がある人
10 エス・エー・アイ構造設計株式会社 超高層・免震構造など高度な構造設計を少数精鋭で手掛ける。 少人数組織で専門性を磨きたい人

2026年構造設計事務所ランキングTOP10

第1位から第10位まで、各社の特徴に加え、ストラボが独自に分析した結果をご紹介します。

第1位 さくら構造株式会社

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、沖縄(全国6拠点)
  • 所員数:150名(構造設計一級建築士13名)
  • 売上高:19億7,000万円(2025年5月期)
  • べんりねっと評価:前回3位から1位へ。アンケート結果や所員数、全国展開などを含めた総合評価により首位となりました。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

RC造・S造などの非木造に加え、中大規模木造を含む幅広い構造種別に対応している点が特徴です。近年は木造ソリューションにも注力しており、多様化する建築ニーズや総合的なコンサルティングに対応できる体制を整えています。

ストラボでは、全国展開と組織規模を活かしながら、幅広い構造種別に対応できる総合力が同社の強みと分析しています。

技術者が成長できる環境

教育プログラムやマニュアル整備、働き方に関する制度づくりなど、組織として人材育成に継続的に取り組んでいる点が特徴です。こうした仕組みは、組織拡大を続ける中でも一定の品質で技術者を育成するための基盤づくりと考えられます。

こんな人におすすめ

全国規模でさまざまな構造種別の案件に対応しているため、幅広い経験を積みたい方や、多様なキャリアの選択肢を重視したい方は、企業研究の候補の一つとして検討するとよいでしょう。

第2位 株式会社 織本構造設計

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:東京、大阪、九州、台湾(4拠点)
  • 所員数:90名(構造設計一級建築士18名)
  • 売上高:9億8,400万円(2023年度)
  • べんりねっと評価:前回1位から2位。1956年設立の老舗で、日本免震構造協会賞などの受賞実績を持ち、超高層建築や免震・制振構造の設計実績が豊富です。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

医療施設や庁舎、超高層建築、免震・制振構造など、高度な構造解析や設計提案が求められる案件を数多く手掛けています。
ストラボでは、難易度の高いプロジェクトを通じて、構造設計者として専門性を深めやすい環境の一つと分析しています。

技術者が成長できる環境

90名の組織に対して18名の構造設計一級建築士が在籍しており、有資格者の割合が高いことが特徴です。経験豊富な技術者が多いことは、学びの機会や相談できる環境の一つの指標になると考えられます。

こんな人におすすめ

構造理論や解析技術を深く学びたい方や、超高層・免震など高度な構造設計を専門分野として磨いていきたい方に適した企業といえるでしょう。

第3位 株式会社 エスパス建築事務所

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:大阪、東京、福岡、名古屋、仙台、松江(全国6拠点)
  • 所員数:85名
  • 売上高:10億4,200万円(2025年1月期)
  • べんりねっと評価:前回2位から3位。所員数による機動力、超高層・免震などの実績も多い点で評価されています。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

共同住宅や商業施設をはじめ、超高層建築や免震建築など、多様な大型プロジェクトを手掛けています。全国に拠点を持つことから、地域を問わず幅広い案件に対応している点も特徴です。

技術者が成長できる環境

大型案件では複数名によるチーム設計が中心となるため、意匠設計者や設備設計者、施工会社など、多くの関係者と連携しながらプロジェクトを進める経験を積みやすい環境と考えられます。

こんな人におすすめ

大規模プロジェクトに携わりたい方や、技術力だけでなくプロジェクト全体をまとめる調整力・マネジメント力も身につけていきたい方に向いているでしょう。

第4位 株式会社 能勢建築構造研究所

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:大阪、東京、福岡(3拠点)
  • 所員数:50名(構造設計一級建築士13名)
  • 売上高:非公開
  • べんりねっと評価:前回同様4位。1960年設立。免震建築をはじめとした高度な構造設計の実績が豊富で、技術力への評価が高い企業です。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

免震・制振構造や耐震補強、特殊構造など、高度な解析が必要となる案件を多く手掛けています。構造設計における専門性を重視した事業展開が特徴です。

技術者が成長できる環境

50名の組織に対して13名の構造設計一級建築士が在籍しており、有資格者の割合が高い企業です。技術的な議論や知見に触れる機会が多い環境であることが期待されます。

こんな人におすすめ

構造設計の専門性を高めたい方や、免震・制振などの分野に興味がある方にとって、有力な選択肢の一つといえるでしょう。

第1位~第4位までを比較したストラボのコメント
上位4社を比較すると、それぞれ異なる強みを持っていることが分かります。

  • さくら構造は、全国展開と幅広い構造種別への対応力が特徴で、多様な経験を積みたい方に向いています。
  • 織本構造設計は、高度な解析技術や超高層・免震分野で専門性を深めたい方に適した環境と考えられます。
  • エスパス建築事務所は、大規模プロジェクトをチームで進める経験を積みたい方に魅力があります。
  • 能勢建築構造研究所は、免震・制振をはじめとする高度な構造設計を専門的に学びたい方に適した企業といえるでしょう。

ここまでの4社はいずれも技術力の高い企業ですが、「どのような構造設計者を目指すか」によって、適した企業は異なります。順位だけでなく、自身のキャリアの方向性と照らし合わせて比較することが重要です。

第5位 株式会社 クロスファクトリー

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:千葉、仙台(2拠点)
  • 所員数:65名(構造設計一級建築士10名)
  • 売上高:7億5,500万円(2024年9月期)
  • べんりねっと評価:前回同様5位。2003年設立。所員数・構造設計一級建築士数ともに増加しており、安定した成長を続けています。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

共同住宅や教育施設、医療・福祉施設など、幅広い用途の建築物を手掛けています。大手ゼネコンや意匠設計事務所との取引実績も多く、多様なプロジェクトに携われる点が特徴です。

技術者が成長できる環境

65名規模の組織に対し、10名の構造設計一級建築士が在籍しています。組織の拡大とともに若手の採用・育成にも継続して取り組んでおり、チームで知識や経験を共有しながら設計を進める文化があると考えられます。

こんな人におすすめ

幅広い用途の建築物を経験したい方や、組織の成長とともに自身も経験を積んでいきたい方に向いている企業といえるでしょう。

第6位 株式会社 盛本構造設計事務所

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:愛知、東京、大阪、名古屋(4拠点)
  • 所員数:57名(構造設計一級建築士5名)
  • 売上高:4億3,200万円(2024年度)
  • べんりねっと評価:前回ランク外から6位へ上昇。実務者アンケートでも高い評価を得ており、所員数も前回調査から大きく増加しています。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

東海エリアを中心に事業を展開しながら、東京・大阪へと拠点を広げています。地域密着型の案件から都市部の案件まで対応エリアを拡大していることが特徴です。

技術者が成長できる環境

公式サイトでは「全世界から社員を集め、順調に成長してきた」と紹介されています。ストラボでは、多様なバックグラウンドを持つ技術者と働けることも、この企業の特徴の一つと考えています。異なる価値観や経験に触れながら設計に取り組みたい方にとって、魅力のある環境といえるでしょう。

こんな人におすすめ

成長フェーズにある企業で経験を積みたい方や、変化のある環境で主体的にチャレンジしたい方に向いている企業といえるでしょう。

第7位 株式会社 オムニ設計

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:東京(1拠点)
  • 技術者数:41名
  • 売上高:4億円(2024年9月期)
  • べんりねっと評価:前回に続き7位。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

首都圏を中心に、オフィスビルや共同住宅、店舗、工場などを数多く手掛けています。敷地条件や法規制など、都市部ならではの設計条件に対応した経験を積めることが特徴です。

技術者が成長できる環境

約40名の技術者が一拠点に集まる組織体制であり、社内での情報共有やコミュニケーションが取りやすい環境と考えられます。勤務地が東京に集約されているため、転勤を前提としない働き方を希望する方にも選択肢の一つとなるでしょう。

こんな人におすすめ

首都圏で腰を据えてキャリアを築きたい方や、都市部の中・大型建築物の構造設計に携わりたい方に向いている企業と考えられます。

第5位~第7位までを比較したストラボのコメント
5位から7位の企業は、それぞれ異なる魅力を持つ中堅・成長企業です。

  • クロスファクトリーは、多様な用途の建築物を経験しながら、バランスよくキャリアを積みたい方に適しています。
  • 盛本構造設計事務所は、さまざまなバックグラウンドを持つ技術者と切磋琢磨しながら、自身の視野や技術力を広げたい方によいでしょう。
  • オムニ設計は、首都圏で都市型建築の設計経験を積みたい方に向いています。

ストラボでは、この順位帯の企業は「会社の規模」だけで比較するのではなく、自分がどのような環境で成長したいかという視点で選ぶことが重要だと考えています。

例えば、急成長企業では新しい仕事に挑戦できる機会が多い一方、安定した組織では経験豊富な技術者から学べる機会が多い場合があります。それぞれの特徴を理解したうえで、自身の志向に合う企業を選ぶことが、満足度の高いキャリアにつながるでしょう。

第8位 株式会社 飯島建築事務所

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:名古屋、東京、福岡、ソウル(4拠点)
  • 所員数:40名(構造設計一級建築士14名)
  • 売上高:非公開
  • べんりねっと評価:前回同様8位。1975年設立。40名規模に対して構造設計一級建築士が14名と、有資格者の割合が高いことが特徴です。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

官公庁施設や教育施設、医療施設など、公共性が高く、構造設計の確実性や信頼性が求められる案件を数多く手掛けています。

技術者が成長できる環境

構造設計一級建築士の在籍割合が高く、経験豊富な技術者と働ける環境であることが特徴です。資格者が多いことは、技術的な相談や知見を得られる機会の一つの指標になるとストラボでは考えています。

こんな人におすすめ

構造設計の基礎を着実に身につけたい方や、有資格者の多い環境で専門性を高めたい方に向いている企業と考えられます。

第9位 構建設計事務所

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:札幌(1拠点)
  • 所員数:28名(構造設計一級建築士7名)
  • 売上高:2億2,000万円(2023年)
  • べんりねっと評価:前回より順位を上げて9位。PC造(プレストレストコンクリート造)の設計を強みとし、自社で設計プログラムの開発・販売も行っています。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

PC造を中心に、大空間を必要とする工場や物流施設、体育館などの設計を数多く手掛けています。特定分野に強みを持つ専門性の高い企業です。

技術者が成長できる環境

設計業務だけでなく、自社で設計プログラムを開発・提供している点も特徴です。構造設計とプログラミングの両方に興味がある方にとっては、特色のある環境といえるでしょう。

こんな人におすすめ

PC造の専門性を高めたい方や、構造設計に加えて技術開発にも関心がある方に向いている企業です。

第10位 エス・エー・アイ構造設計株式会社

【基本データ(べんりねっと2026より)】

  • 拠点:福岡、東京(2拠点)
  • 所員数:25名(構造設計一級建築士6名)
  • 売上高:2億8,700万円(2024年12月期)
  • べんりねっと評価:前回より順位を下げたものの10位を維持。免震構造や超高層建築の設計実績を持つ企業です。

【ストラボの分析・キャリア選択のポイント】

手掛ける案件・技術領域

福岡・東京を拠点に、超高層建築や免震構造など、高度な構造設計案件を手掛けています。少数精鋭ながら専門性の高い分野に取り組んでいることが特徴です。

技術者が成長できる環境

25名規模の組織に対し、構造設計一級建築士が6名在籍しています。経験豊富な技術者と近い距離で仕事ができる環境は、少人数組織ならではの特徴の一つと考えられます。

こんな人におすすめ

地方に拠点を置きながら高度な構造設計に携わりたい方や、少人数組織で専門性を磨きたい方に向いている企業といえるでしょう。

構造設計事務所選びで後悔しないための3つのポイント

2026年の構造設計事務所ランキングを見ても分かるように、各社はそれぞれ異なる強みや特徴を持っています。

順位だけを見るのではなく、自分がどのような構造設計者を目指したいのかという視点で企業を比較することが、納得できるキャリア選択につながります。

ストラボでは、特に次の3つの視点を重視することをおすすめします。

① 手掛けたい構造・案件で選ぶ
超高層や免震・制振構造を数多く手掛ける企業もあれば、PC造や木造など特定分野に強みを持つ企業もあります。
どのような建築物や構造種別に携わりたいのかをイメージして企業を比較すると、自分に合った職場を見つけやすくなります。

② 技術者が成長できる環境で選ぶ
構造設計一級建築士の在籍状況は、技術者同士で学び合える環境を考える上で参考になる指標の一つです。
ただし、資格者数だけで教育環境を判断することはできません。
研修制度やOJT、担当できる案件、組織体制なども含めて確認することが重要です。

③ 自分が働きたい環境で選ぶ
全国展開する企業、地域密着型の企業、急成長中の企業など、それぞれ働く環境は異なります。
勤務地や働き方だけではなく、
・どのような案件に携われるのか ・将来どのようなキャリアを描けるのか
という視点で比較することが、入社後のミスマッチを減らすポイントになります。

まとめ|ランキングだけでは分からない企業選びのポイント

『建築構造設計べんりねっと』のランキングは、構造設計事務所を比較するうえで参考になる情報の一つです。
一方で、順位が高い企業が、すべての人にとって最適な企業とは限りません
構造設計事務所には、それぞれ得意とする構造種別や案件、組織規模、育成方針、働き方などに違いがあります。

だからこそ重要なのは、「自分がどのような構造設計者になりたいのか」という視点を持つことです。

高度な解析技術を追求したいのか。
幅広い構造種別を経験したいのか。
専門分野を極めたいのか。
それによって、自分に合った企業は変わります。

本記事が、構造設計事務所への就職・転職を考える皆さんにとって、自分らしいキャリアを考えるきっかけになれば幸いです。

ストラボでは、構造設計業界の仕事や働き方、就職・転職に役立つ情報を発信しています。
構造設計者、構造設計者を目指す方は、ぜひ他の記事もご覧ください。

構造設計専門 就職・転職支援サービス「ストラボnavi」

ストラボnaviは、構造設計の求人に特化した転職支援サービスです。

構造設計業界を深く理解したエージェントが、条件面だけでなく、設計思想や組織体制との相性まで踏まえ、経験やスキルを最大限に活かせる最適なポジションをご提案します。構造設計事務所の元採用担当者が書類添削・面接対策を実施し、他の候補者と差がつく効果的な自己アピールで、内定率を高めます。

FAQ

Q1. 構造設計事務所ランキングは何を基準にしていますか?

A.本記事は、『建築構造設計べんりねっと』が公開している「構造設計事務所ランキング2026」をもとに作成しています。ランキングは、売上高だけではなく、所員数、構造設計一級建築士数、拠点数、超高層・免震などの設計実績、実務者アンケートなど、複数の指標を総合的に評価したものです。なお、本記事の「ストラボの分析・キャリア選択のポイント」は、公開情報をもとにしたストラボ独自の見解です。

Q2. ランキング上位の会社を選べば間違いありませんか?

A.必ずしもそうとは限りません。構造設計事務所には、それぞれ得意とする構造種別や案件、組織規模、育成方針などの違いがあります。順位だけではなく、「どのような構造設計者になりたいか」という視点で、自分に合った企業を選ぶことが大切です。

Q3. 構造設計一級建築士が多い会社は教育環境も良いのでしょうか?

A.構造設計一級建築士の在籍数や割合は、教育環境を考えるうえで参考になる指標の一つです。一方で、教育制度は資格者数だけでは判断できません。研修制度やOJT、若手が担当できる案件の幅、技術者同士が学び合える文化なども含めて比較することをおすすめします。

Q4. 就職・転職では何を重視して比較すればよいですか?

A.ストラボでは、次の3つの視点を重視することをおすすめしています。

・手掛ける案件・構造種別
・技術者が成長できる環境
・組織規模や働き方

この3つを比較することで、自分に合った構造設計事務所を見つけやすくなります。

Q5. ゼネコンの構造設計部と構造設計事務所はどう違いますか?

A.ゼネコンの構造設計部は、自社が施工する建築物を中心に設計を担当することが一般的です。一方、構造設計事務所は、意匠設計事務所やゼネコン、デベロッパーなどさまざまなクライアントから依頼を受け、多様な建築物の構造設計を行います。携われる案件や働き方、キャリアの方向性が異なるため、それぞれの特徴を理解したうえで進路を検討することが大切です。

Q6. 大手の構造設計事務所にはどのような会社がありますか?

A.一般的に「大手」と呼ばれる構造設計事務所に明確な定義はありませんが、所員数や全国展開、設計実績などを総合的に見ると、さくら構造、織本構造設計、エスパス建築事務所などは、業界内でも規模や知名度の高い企業として知られています。ただし、会社の規模だけでなく、専門分野や育成環境、働き方も企業選びでは重要なポイントです。

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